赤外線サーモグラフィーを使った外壁調査及び漏水箇所調査
建物を長く使用し続ける為には計画的に大規模修繕を実施することが重要ですが、その前提となる外壁の劣化診断は足場を設置して全面打診調査を行うのが主流です。しかしながらコストと時間の問題で躊躇してしまい、先送りにしがちなお客様が多いのが実情です。
赤外線サーモグラフィーを使用した外壁診断では、足場設置が不要で打診調査に要する時間の短縮が可能なり、コストと時間の問題を解決します。大規模修繕工事が必要か否か、初動調査として最適です。
赤外線サーモグラフィーの特徴ですが、表面温度の変化から内部の状態を推測するものです。外壁の浮きの調査だけではなく、漏水の範囲を調査したい場面でも活用できます。
特徴
足場設置が不要なのでコスト削減が可能
外壁の浮き、漏水(浸み込んだ水分)箇所が調査対象
建築基準法第12条、特殊建築物等定期調査の定期報告に対応
仕組み
外壁の表面温度の差異から、内部の状態を推測できる
外壁仕上げ材(モルタル)の浮きの場合、浮きの空気層が断熱効果となり正常箇所と異なる表面温度になる。
浸み込んだ水分が蒸発するとき周囲の熱を奪う(気化熱)ので、正常箇所と異なる表面温度になる。
手順
現場を下見して障害物の有無と測定点と建物との距離を確認
現地で撮影と目視による診断を実施
診断報告書を作成しプレゼンテーション
調査ができない箇所
平面図・立面図を用意
調査したい外壁箇所と測定点(カメラ位置)の間に障害物がある
調査したい外壁箇所の高さと同じ距離を離れることができない
ご不明な点は下記担当まで
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建築工事部
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